2015年05月08日

右傾化といわれて思うこと。日本はもっとひどい時代を生きてきた。

いつもふと、思うことがある。
韓国が20万人の慰安婦だと言い出したり、日本が右傾化していると言い出したり。中国も日本が軍国主義が復活してると言い出したり、まるで日本はずっと昔から今に至るまで変わらないのだと思い込んでいるのではないか。

戦争でひどい時代を経験しているのは、韓国や中国ばかりではない。
日本の一般市民だってそうなのだ。

日本はアメリカやイギリスの軍隊よって徹底的に打ちのめされている。
日本を襲った空襲は無差別殺人であり、日本は焼け野原だった。
200以上もの都市が焼かれた。空襲警報が鳴れば、片田舎であっても防空壕に逃げ込んでいたはずだ。
100万人が命を落とし、970万人が被災した。働き手の若い男たちは戦地で命を落とし、残された子供や老人、女性が空襲で家を失った。
学校では勉強どころではなく、校庭まで畑にして食べ物を作っていたのだ。
満足に食べるものがなく、雑草まで食べたという。つらい時代だったと当時の人は言う。
勉強しようにも教科書がなく、先輩の教科書を手書きで写して学んでもいる。
女学校の生徒が山の中で開墾をし、いもを植えたのだ。それが日本の姿だった。

終戦を迎え、学校制度が変わり、民主主義とはなにかを先生たちが学び生徒たちに教えた。占領軍の指導もあり、いろんなことが試された。

そして、日本は焼け野原から復興するのだ。
福井は空襲があり街が焼けて、復興したかと思ったときに大地震に見舞われたが立ち直り、不死鳥の町と言っている。福井にはフェニックス通りもある。
でも、考えてみれば日本中がそうだったのではないか。福井は大地震に見舞われたけれど。日本は不死鳥のごとくよみがえる。

昨日の敵を友とし、先生とし、今を生きることに必死だった。すべてを否定するのではなく、受け入れ、明日を作ることに力を注いだのだ。だからこそ、復興がなされ今がある。あるいはそれは日本人だから出来たことかもしれない。

日本は日本の国土を焼け野原にしたアメリカやイギリスを責めたりはしていない。もちろん敗戦国だからだが、それでも自業自得であると運命を受け入れ明日を切り開いてきたのではないか。いつまでも恨めしいことをいっていても仕方がない。
日本は焼け野原から復興し、せっせと戦争の賠償をしてきた。
私たちにはそういう過去がある。

そして、もうひとつ、日本は江戸時代という平和な時代を経験している。戦国時代を過ぎ200年以上を戦いのない国で過ごしている。これは世界でもないことなのだ。そして米の生産は上がり、小藩に分かれていたからこそ特産品が生まれた。世界で一番の識字率を誇ったのもその時代だ。江戸はおそらく世界一の都市でだったがり、そこに流れている川は飲むことが出来るほどきれいな川だった。
士農工商という区別はあったが、武士は農民や町人を守るために存在し支配者階級ではないのだ。民のためによい政をするのが本分なのだ。
明治維新のときは、どこの国の属国にもならず独立し、西洋を学んだ。
戦争で好景気もあったが、太平洋戦争で戦争に負けるということを体験した。
どん底から這い上がった。そこに今がある。
日本人のどこが好戦的であるのだろう。それで痛い目にあってきたことをよく知っているのに。
再び日本を焼け野原にしたいと誰が思うのだろうか。
そして、だれが支配者になりたいと思うのだろう。

朝鮮には坂本竜馬がいなかった。だから、統一した独立のチャンスを失い朝鮮戦争というアメリカ・ソ連の代理戦争に巻き込まれる。
中国は国民党がずさんなためにアメリカが手を引き、それからたくさんの小競り合いを起こしている。

日本は戦後70年、どこも侵略もせず、焼け野原を復興し平和に過ごしてきたのではなかったか?
韓国や中国に悪口を言われるたびに、私は眉をひそめる。
私たちは自分たちの力で復興し、賠償もしてきたのではなかったか?
自分たちの文化を守り、新しいものを吸収し、暮らしを築いてきたのではないか。

先祖を敬うのは結構だが、過去に囚われて未来を作れないのではだめだという気がする。







posted by まっちゃん at 13:36| 福井 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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